用語集
アカウンタビリティ
アカウンタビリティとは「説明責任」のことを指す言葉です。企業が利害関係者に経営状況を収支報告していることも含まれますので、経理が使う用語と勘違いされてしまうこともありますが、企業が対外的に自社の状況を説明するものは全てアカウンタビリティに含まれています。
監査や株主総会などにおいて、企業側から業績の結果や対応の経緯などについて説明を行う場合などにも「アカウンタビリティ」は使われています。コンプライアンス（法令遵守）など一般企業に対しも世間からは厳しい目を向けられる風潮がある昨今においては、何らかの問題が起こった場合、企業側がきちんとクライアントや社会に対する説明責任果たしていく必要があるのです。
お役立ち情報
企業の意識の欠如によりコンプライアンスが果たされず信頼を失うことがあります。透明性を重視される世の中で、適切に対応することだけでは不十分です。完全に対応できていることをきちんと説明し情報発信することでアカウンタビリティは果たされます。
企業や社員の意識の欠如によってコンプライアンスが果たされず、信頼を失ってしまうことも起こり得ます。透明性を重視される世の中で、適切に対応していくことは重要ですが、それだけでは不十分です。どのような経緯を経て、どんな対応をすることによって今回起こった問題を解決しようとしているのか？という部分をきちんと説明し、情報発信していくことでアカウンタビリティは果たされるのです。
利害関係者だけではなく潜在的な顧客となり得る世間全体が企業の健全性に目を光らせていますから、保守的な考えとしてしっかりとしたアカウンタビリティができていることが重要です。