用語集

インストアマーチャンダイジング

インストアマーチャンダイジングは、英語でin-store merchandisingと表記するものが、そのまま我が国のマーケティング用語として取り込まれたもので、「店内における商品やサービスの構成、陳列などを客観的に検討したうえで、もっとも収益が上がるようにするための活動」のことを指しています。
より具体的には、消費者のニーズに合致するような品揃えの充実、店舗のデザイン、商品のレイアウト、ポップ広告の掲示など、店内におけるあらゆる要素を工夫し、効果的に組み合わせて、販売促進に結びつけるということです。
実際にインストアマーチャンダイジングを行うにあたっては、しばしば統計的なデータを用いた数学的な分析がなされます。

お役立ち情報

インストアマーチャンダイジング、in-store merchandisingの手段としては、さまざまな種類があることが知られています。
たとえば、「ワンウェイコントロール」。店舗内の顧客の動線を最適にすることによって、売上げをアップさせるものです。
「スペースアロケーション」は、面積あたりの売上げの最大化を図るために、売り場構成を見直すことです。「シェルフマネジメント」は、商品の人気度などにあわせて棚割りを工夫すること。
「インストアプロモーション」は、ポップ広告などを商品とともに掲示するなどして、商品の告知を行うことです。このように店舗ではさまざまな施策を行うことで、売上のアップをめざしていきます。