用語集

リードタイム

リードタイムとは、発注してから納品されるまでの要する時間のように、何らかの作業に着手してから終了に至るまでの時間のことを指す用語です。
製造業などのモノづくりの現場から物流まで、ほとんどの産業で存在する概念で「時は金なり」とするビジネスの世界では、それを短縮することが重要で鍵を握るとされています。
リードタイムには種類もあり、製造業であれば「加工」「生産」「配送」「調達」「開発」といったシーンで発生します。日程管理のスケジュールを行なう上でも重要視され、作業着手日を基準とするか、作業完成日を基準とするかの二つの方法に分かれます。
ちなみに作業の着手日を基準とする場合は「フォワード法」、作業完成日を基準とする場合は「バックフォワード法」と言われています。

お役立ち情報

リードタイムの短縮は生産の現場などにおいて重要で、コスト削減や生産の効率化を図る上でも鍵を握っているものとなります。
特に顧客が欲しいものを、欲しいときに、欲しいだけを購入できるとすると顧客満足度の向上にも繋がっていくこととなりますので、リードタイムはジャスト・イン・タイムであることが望ましいのも事実です。
日本を代表する自動車メーカーでも、現場でジャスト・イン・タイムの生産方式を採用することで、作業の効率化から利益の向上、生産台数の増加を実現した企業も存在します。