用語集
4P
マッカーシーの4Pとは、1960年代にアメリカのジェローム・マッカーシーが提唱した、マーケティングの考え方です。
製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、販促(Promotion)の4つのPの頭文字からとった名前で、マーケティングをこの4つの視点から考え、最適解を求めようという考え方です。企業側の視点に基づくもので、商品開発から、販売プロモーションまでのフレームワークとして用いられます。個々のPを突出させていくのではなく、4P全ての整合性をとることが重視されています。
ただし、現在では、顧客の視点から見る4Cという観点からの戦略も、販売促進のためには必要となってきています。
お役立ち情報
マッカーシーの4Pは、マーケッティングのフレームワークとして広く知られていますが、その前提にはフィリップ・コトラー博士が提唱したSTP戦略があります。
4Pについて知るためには、まずこのSTPについても理解を深めておきましょう。
STPという言葉は、それぞれ、市場の細分化(Segmentation)、ターゲットの決定(Targeting)、ベネフィットの決定(Positioning)の頭文字から取られています。