用語集

CI

コーポレート・アイデンティティとは、企業が有している理念や事業内容、あるいは企業の社会的責任等に基づき、自社の存在価値を緻密に整理して体系化し、企業理念やそれに基づく行動方針を企業内はもちろん、対外的にも打ち出していこうとするものです。
また、それを具体的に実践するための計画のことを指します。
一般には、CIと略して表現されることが多いです。
計画を進めていく手法として、企業のイメージであるマークやロゴを作るやり方がとられることが多いので、中には、CIのことを、マークをリニューアルすることと解釈されることもあります。
社会へのアピールのために、企業理念を、親しみやすく明快な言葉やロゴマークでもって、広くさまざまなコミュニケーションのために使われているのです。

お役立ち情報

コーポレート・アイデンティティは、社会に対して企業イメージを作り上げていくために実施されるのがメインであることは言うまでもありません。
ただ、その効果というのは、企業内部においても発揮されます。
従業員同士が価値観を共有することによって意識が向上し、業務効率向上や、一体感醸成などの効果も期待することができます。
実際に、CI導入によって部門間の意思疎通が円滑になり、企業への帰属意識も非常に強固になった例は多いです。
日本での本格的なCI計画は、1975年に、マツダが導入したのが最初です。