用語集

PDCA

PDCAサイクルは、PDSサイクルという言われ方もありますし、中には失敗が捨てられてしまうことを懸念して、失敗からでも学ぶことを重視したPDL（LEARN＝学ぶ）Aという言い方をする人もいます。
品質管理を体系化し構築したデミングらが唱えたものがPDCAで、PはPLAN（計画する）、DはDO（実行する）、CはCHECK（点検・評価する）、AはACTION（処置・改善する）という言葉のそれぞれのアルファベット頭文字から来ています。
変形型で、PDSという言い方もしますが、PDまでは同じで、SはSEE（見つめる、結果を凝視する）というところから来ていますが、本質的な考え方は両者とも変わりないところです。

お役立ち情報

PDCAの手法は、品質管理というところから来ていることは間違いないのですが、PDCAサイクルを回すことは、品質管理に限らず、あらゆる日常業務や、課題解決などにも応用することができます。
もっと言えば、経営管理に関しても、この手法を活かすことができますし、むしろそれを行わない経営は、先が知れてしまうということもなりかねないのです。
先行きが不透明という理由で、計画をおざなりにしたり、実行をうわの空でしたり、果てはうまくいかない理由を景況のせいにしたりしていれば、次に打つべき手であるアクションが適格性に乏しくなるのは目に見えているからです。